医師転職エージェント比較

ドクターにとって「転職」はまさに「人生の船出」ともいうべきイベント、という言葉をご存知でしょうか？ほとんどの医師は「医局」からの卒業が転職を指す、ともいわれます。そして、現在多くの医師が転職サイトを利用して、入職することが多くなりました。

ですが、医師の全てが同じような「手順」で転職に向かうのでしょうか？実は実態はばらばら、といってもよいのが転職事情です。当たり前ですが、一人ひとりスキルも経験も全く違う医師が、求人案件に「ぴたり」と合うことの方が不思議なのです。実際にどういう「転職サイトの利用」があるか、比較してみましょう。

ある医師のケースですが、まず、目に付いた転職サイトで気になったものに「登録」します。もし、情報交換できる医師仲間がいて、推薦されたエージェントがあるならば、利用。次にコンサルタントと面談をします。コンサルタントは医師の状況を伺い、転職の条件をつぶさに把握し、そこから手持ちにある病院情報とのマッチングをしました。紆余曲折の末、なんとか円満退職できて転職に漕ぎ着ける、という結果が出ました。

これに対して、別の医師のケースでは、「転職サイトの登録」を済ませたところ、コンサルタントとの面談で「これからのドクターライフ」を尋ねられました。「どんな医師を目指しているのか」「どういう医師人生を送りたいのか」などをとことんまで聞かれました。家族がいる場合は、どういう家族を作っていきたいのか…など。その結果、一番重要な条件が「収入」か「スキル向上」か「住環境か」などがはっきりし、それに合わせた病院を紹介され、転職に至りました。

この２つの例は、転職エージェントがどの程度まで「医師自身に」近づくか、という仕事感の比較です。つまり、基準は「自分に合うコンサルタント」かどうか。そこから、転職の成功が見えてくるでしょう。

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