自民党が医師の偏在解消へ提言作成
2016年9月16日、自民党は有志の国会議員が研究会を発足させました。
この研究会は都市部などに集中する医師の偏在解消を目的とするものです。
発足の経緯
元々は厚生労働省の分科会が医学部の定員のあり方などの是正策を検討していて、今年12月を目処に対策を取りまとめることになっておりました。
これについて、自民党は有志の国会議員を集め、16日に初会合を開きました。
参加した議員はおよそ20名程度。
その中のある議員は「いまだ地方では医師の偏在の問題が残っており、喫緊の政治課題となっている。いろいろな団体から意見を聞きながら、提案を取りまとめたい」と述べました。
なお、その他の意見としては下記のようなものが出てまいりました。
- 医師を増やしても、勤務地・診療科を自由に選択できる時点で都市部集中は免れない
- 医師を地方に定着させる方法を真剣に考えるべきだ
研究会では今後も会合を重ね、11月を目処に提言を作成。
先で説明した厚生労働省の12月の対策に盛り込む予定となっています。
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