医師が転職する科目ランキング

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医師が転職する科目ランキング

ドクターの転職を長年見ていると、興味深いことが分かってきます。実は、転職「する傾向の多い」科目、が存在するのです。ただし、その内情は非常に込み入った事情があることも事実です。

 

大学では外科と内科を比較して「外科」を希望する理由に「執刀」があります。臓器の複雑さは非常に興味深く、体力の続く限りは外科にこだわる医師は少なくありません。ですが、「心臓外科」に比べて「呼吸器外科」の方が人気が低い面があります。これは「呼吸器」は肺機能を対象にしており、高齢者に比較的多い「肺気腫」「自然気胸」などの症例は完治できないことがネックです。また病棟患者のオンコールが多いことも、転職の一因になっているのです。

 

「循環器内科」も人気がある一方、転職も多い科目です。内科の領域でありながら、ステント留置を行い、カテーテルを血管導入するなど、外科的な処置があるため、若い医師はともかくシニア以降の医師には「体力的限界」を感じることが多いようです。循環器科の対象となる「心筋梗塞」「糖尿病」「高脂血症」「脳梗塞」などは、死因となるものが多く、メスを使う「循環器外科」になると「医療事故リスク」や「訴訟リスク」対象になりやすい、と見られ、転職対象になりやすいといえます。

 

「一般内科」という看板も、また転職率の多い科目として知られています。これはメジャー科といわれ「何でも屋」の筆頭です。そのため、臨床数が極端に多く、地域医療では要になる反面、激務が指摘されています。医師の多くは自分の科目に誇りを持ち、その探求心を燃やし続けますが、マイナー系(専門系)に移りたいという傾向は誰しもあるようです。特にベテラン医師であるほど「何でも屋」の報酬歩合が低い、と考える傾向にあります。

 

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